雨でも枯れ木に咲かそうティッシュの花 〜2005.09.28〜
 
トップ戻 にほんブログ村 その他日記ブログへ 
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

【2009.05.26 Tuesday 】 author : スポンサードリンク
| - | - | - |
路地裏のうさぎ (第1話)
僕等は薄暗く、前すらまともに見えない路地裏を走っていた。


こんにちは、桃忍者です。


今、僕と彼女は奴に追われているのだ。


何故追われているのか、理由は分らない。


それどころか、何故僕はここにいるのか?


そしてどうしてこの女と一緒にいるのかさえ分らないのだ。


ただ分ることといえば、僕等を追いかけてくるそいつは


手には「体に不似合いな大きい木槌」を持ち、


目は血のように赤く、足が異常に速かった。


僕は必死で逃げながら、振り返り奴を見る。


すると月明かりが奴を照らし


持っている木槌と赤い目が鈍く光った。


その次の瞬間・・・



ガガガガガ!!!!!



突然、僕と彼女を隔てるように地面が割れる。


気がつくと、僕と彼女の間には


縦横、共に4メートルくらいの溝ができていた。



桃 「おい!大丈夫かー!?」


女 「・・・え、ええ」


桃 「よし、こっちだ!こっち側に飛ぶんだ!」


女 「・・・」


桃 「聞こえてるか!?早くこっちへ!」


女 「ねぇ、聞いて桃。私はもういいのよ・・・」


桃 「は!?何がいいんだよ!


とにかく奴が来る前に早くこっちにくるんだ!」


女 「私はいいの・・・ここを動かないの」


桃 「何馬鹿なこと言ってるんだ!?そんなことしてたら奴が・・・」


僕はその言葉に詰まった。


彼女の後ろに奴が立っているのだ。


桃 「・・・」


女 「・・・」


奴 「・・・」


暗い影のような沈黙が流れる中、


奴はその赤い目でゆっくりと僕を見上げる。



桃 「・・・」


奴 「マタ・・・オマエはマタ守レナカタな」


桃 「う・・・うるさいっ!おまえ何なんだよ!


僕に何の恨みがあってこんなことすんだよ!」


奴 「・・・」


その質問に奴は答えず、


待ちわびたように、木槌を振り上げる。


にも拘らず、彼女は死を覚悟したように動かない。


奴の足元に座りこんだままなのだ。


このままじゃ彼女は殺されてしまう。


僕は叫ぶ。



桃 「何やってるんだ!殺されるぞ!早く逃げろっ!」


女 「・・・」


僕の声は届いているはずなのに、彼女は何も答えない。


そして僕の意に反するように、奴が口を開く。


奴 「アーソウダタ。


成シ遂ゲル前ニ、オマエに一ツダケ聞キタい」


桃 「!?」


奴 「オマエはドウシテ・・・







ソコカラ降リテ来ナイノダ?




桃 「え?・・・そ、それは・・・」


奴 「オレ、知テルゾ。結局オマエはダレモ・・・





誰モ守ル気ナンカナインだ(笑)



奴はそう言い放ち、彼女へ向けて木槌を振り下ろす。


桃 「ち、違う!ぼ、僕は・・・!」


カスレタ声は喉に少しの響きをもたらしただけで、


大きな木槌が・・・彼女の頭へと到達する。


そして・・・






「キャー!!!!!!」



女性の「悲鳴」が僕の鼓膜に木霊する。



次の瞬間、



ガバッ!



桃 「はー・・・はー・・・」


視界が開き、僕は周りを見渡す。


タンスの上にはアライグマのぬいぐるみ、


本棚には漫画やシートン動物記、


机の上には虫篭の中でカブトムシがノソノソ動いていた。


そうだ、ここは・・・実家の僕の部屋だ。


桃 「また、あの夢か・・・」


悪夢から目覚めた僕は、何気なく机の上の時計を見る。


時間は午前8時。そして今日は日曜日だ。


なんと最低な目覚め方だろうか。


とても中学一年生の目覚め方だとは思えない。


実は僕が時折、見る悪夢の1つがこれである。


ちなみに木槌と赤い目を持ち、容姿が兎みたいな奴の名は





「トトモス」



兎みたいと言った理由は、奴は兎ではないからだ。


耳が長いのは普通の兎と同じだが、


トトモスの耳の長さは腰くらいまであり、


ピンと立っているのではなく、ダラっと下に垂れていた。


しかし、ここでトトモスの話をしても仕方がない。


所詮、奴は夢の中だけの存在だ。


だがそれにしても、


今朝の彼女の悲鳴はリアリティに溢れていた気がする。


けれどそのおかげで悪夢から開放されたのだし、


もう一眠りして今度はいい夢でも見ようか。


そう思いながら、僕はまた体を横にした。


すると・・・






「キャー!!!!!」



その悲鳴に驚いた僕は、また飛び起きた。


今の声はリアリティに溢れているというよりも



リアルだ。



日曜の朝に鳴り響いた女性の悲鳴。全てはここから始まったんだ。




こんなブログが2つの人気ランキングに討ち入り中。
投票方法は下に貼ってあるマークをクリックするだけです。
   
   ↓↓↓この2つです↓↓↓
にほんブログ村 その他ブログへ  
もし右のサイトで10位になれたら
『Only Holy Story』の続きを更新しますので、応援よろしくです。


一周年記念イベント←こちらの参加の方も何卒。
【2006.10.10 Tuesday 16:44】 author : 桃忍者
| 路地裏のうさぎ | comments(15) | - |
路地裏のうさぎ (第2話)
「キャー!!!」


こんにちは、桃忍者です。


再び寝入ろうとした僕の鼓膜に女性の悲鳴が木霊した。


驚いた僕は寝ぼけつつも、周りを確認してみる。


すると・・・






「うおおおぉぉー!!!!」



今度は男の叫び声が聞こえた。



いや男というか、あれは・・・






父さんの声だ。



その叫び声を聞いて僕は思った。


父さんと母さんが大喧嘩していると。


すると、そう思った僕の体から


先ほどの悪夢を見た時よりも、もっと多くの冷や汗が噴出してくる。


何故か?


それは2人の喧嘩が長期化してしまうと


一番の被害を受けるのが、僕なのだ。


2人が喧嘩すると、母さんがご飯を作らなくなるので、


父さんはアテツケのように、僕を連れ出して外食する。


でも父さんはイライラしているからか、


僕の成績のことについて、文句を言ってくる。


集中ジャスティス砲火を浴び、ゲッソリして家に帰ると


今度は母さんが僕を出迎える。


そう・・・



鬼のような形相で。



そして顔を見るなり僕を責める。


「なんで父さんなんかと外食したの!?」と。


そこから流れるような連続技をくり出す。


なんと、父さんと同じく成績のことを責めだすのだ。


やっぱり・・・





2人は夫婦だ。



すると、後ろにいる父さんが



それに便乗する。


2人は目の覚めるようなコンビネーションで


僕をノックアウトすれすれの状態にする。


そう、






だから2人は夫婦なのだ。



いや、きっと夫婦なんてもんじゃない。


2人は・・・












例えておいて何だが・・・


この例え分る人、少なすぎるんじゃないのか?



まぁ例えはさて置き、僕が主張したいのは


いつも僕は2人の喧嘩に一切関係ないということだ。


それなのに






いつも僕が一番怒られている。




僕から言わせてもらえば「トトモス」なんかより


父さん母さんの方が、よほど悪夢の元凶だ。


いっそのこと彼等を、こう呼んでしまいたいくらいだ。






「チチモス・ママモス」




そして今その2人の喧嘩を見に行くのは、どう考えても得策ではない。


物見遊山で寝室になど行ったら






流れ弾にあたって死ぬのが関の山だ。



だから僕は布団にもぐりこむ。


すると・・・



母 「いやぁー!な、何なの!?これ!」


父 「落ち着けっ!そうだ、あれだ。


あれを持って来るんだ!い、急いで・・・





消火器を持ってくるんだ!!!




ええ?





消火器?




てことは・・・






火事だ。




こんなブログが2つの人気ランキングに討ち入り中。
投票方法は下に貼ってあるマークをクリックするだけです。
   
   ↓↓↓この2つです↓↓↓
にほんブログ村 その他ブログへ  
もし右のサイトで10位になれたら
『Only Holy Story』の続きを更新しますので、応援よろしくです。


1周年記念イベント←11月末に応募〆切ます。
裏サイトも見てみたい方は参加してみて下さいね。
【2006.10.12 Thursday 18:37】 author : 桃忍者
| 路地裏のうさぎ | comments(11) | - |
路地裏のうさぎ (第3話)
父さんと母さんの叫び声で起きた僕。


こんにちは、桃忍者です。


「消火器」という単語から想像するに


寝室で火事が起こっているに違いない。


僕は慌てて布団から飛び出し、父母の寝室へ行く。


そして寝室のドアに手をかけようとした時・・・



ガチャッ!





ゴンッ!



桃 「痛てっ!」


僕がドアノブを捻ろうとすると、勢いよくドアが開いた。


それで顔をぶつけた。



桃 「いたたた・・・」


父 「おお、桃!悪い悪い、気がつかなかった。


それより大変なんだ!おまえ一階に降りて消火器とってきてくれ」


しかし、開いた寝室のドアから見える範囲に火の気はない。


疑問に思った僕は聞いてみた。



桃 「え?何で消火器なんか必要なの?」


父 「おまえ・・・この部屋を見れば分るだろう!?






カマキリが孵化してしまったんだ!!!




桃 「・・・」



何を言ってるの?この人。


カマキリが孵化?


なんで・・・?





飼ってたの?




だってそんな馬鹿な話があるはずがない。


そう思ったのだが、ふと寝室の天井を見ると・・・



無数のカマキリの子供が走り回っている。



そしてその下で・・・



単数の僕の母親が走り回っている。



ちなみに母さんは虫が大嫌いである。


だからもうパニック状態。


とにかくこれは、とんでもない状況だ。


そもそも、どうしてこんなことになったのだろうか?


カマキリの大群が窓から侵入するとは思えない。


これは金田一でも頭を抱えてしまう謎である。


しかし、この謎は絶対に僕が解く!


そう・・・


じっちゃん飛んで、ばーちゃんの名にかけて!


そう意気込んだのも束の間、


実は答えはシンプルで簡単であった。


なぜなら、僕はいとも簡単に見つけたのだ。



カマキリの巣を。



ベッドの真上にある花の形をした電灯・・・


何と、そこにカマキリの巣が混じっている。


混じっているという表現が正しいか分らないが、


きっとそれに一番近い状態であった。


本来、寝室の天井にある「丸型の電灯」は5つなのだが


よく見ると6つある・・・というか1つはカマキリの巣だ。


確かに形が少し似ているので


「カモフラージュ」されている気はする。


しかし、しかしである。


父さん、母さん・・・






これは気がつきましょうよ。



こんなにでっかい巣が天井にあるのを


一体全体どーして見落とすんですか!?


だが、思い起こしてみると


父さんは昨日まで中国に出張していた。


そしてその間、母さんは二階の寝室ではなく


一階の居間で寝ていたのである。


父さんが帰ってきたのが昨日の夜なので、


実際に寝室に2人が入ったのは久しぶりであった。


僕は父さん母さんに同情してしまう。


出張から帰り疲労困憊の父上、


そしてその疲れを配慮する母上、


久しぶりの再会、そして朝起きると・・・







天井にカマキリの大群。




これはあまりにひどい。


カマキリを消火器で滅殺しようとしている


父さんの気持ちも分らないでもない。


しかし僕はそれに猛反対した。


実は僕は無類のカマキリ愛好家なのである。




こんなブログが2つの人気ランキングに討ち入り中。
投票方法は下に貼ってあるマークをクリックするだけです。
   
   ↓↓↓この2つです↓↓↓
にほんブログ村 その他ブログへ  
もし右のサイトで10位になれたら
『Only Holy Story』の続きを更新しますので、応援よろしくです。


1周年記念イベント←11月末に応募〆切ます。
裏サイトも見てみたい方は参加してみて下さいね。
【2006.10.15 Sunday 18:56】 author : 桃忍者
| 路地裏のうさぎ | comments(13) | - |
路地裏のうさぎ (第4話)
僕は無類のカマキリ愛好家である。


こんにちは、桃忍者です。


まぁ好きな理由はたくさんある。


まずはあの容姿だ。


ただ純粋にかっこいい。


手の鎌がかっこいいのはもちろん、あの無感情な顔も好きだ。


そんなことを言ったら


他の昆虫だって無感情な顔をしている気もするが


そこは置いておいて、とりあえず無感情だと納得して欲しい。


そして何より僕がカマキリを好きな理由は




あの「生き方」である。



となると冒頭の「カマキリが好き」というのは正確ではない。


僕が愛してやまないのはカマキリの雄である。


皆さんも御存知だとは思うが


カマキリは交尾後に、雌が雄を食べてしまう。


産卵のために栄養を摂取するためであろうか?


確かに産卵には相当の栄養が必要そうだ。


でも





何も雄を食べなくてもいいんじゃないか?



栄養が必要なら、雄に餌を獲りに行かせればいいんだ。


蝶でもバッタでも狩りに行かせればいい。





でも雄を食べちゃう。



女尊男卑じゃないか!何も食い散らかさなくてもいいじゃないか!





でも今食べたいから、食べちゃう。



「雄も抵抗すればいいのに・・・」そう思えて仕方が無い。


しかしこうも思える。


雄は抵抗できないんじゃないか?と。


交尾後の雄にはそんな力が残っていないのでは?と。


つまり






セッ○スで完全燃焼。



そしてカマキリとは逆に、この現代において


手抜きセッ○スをする男が増えているそうだ。


長く付き合っていれば、そうなるのは当たり前なのか。


否、如何なる理由でも手抜きを正当化することはできない。


僕だって、手抜きして簡単にヌキたい気持ちは分る。


でも手抜きセッ○スするくらいなら、自分の手でヌケである。


本当に相手が大事なら、大事にセッ○スもできるはず。


カマキリを見てみろ。


セッ○ス後に死が待ってるのに、それをする男気。


正に命がけのセッ○ス。勇気ある童貞達。


僕も含めて、男達はカマキリ精神を宿すべきである。


そんな彼等を父さんに殺させるわけにはいかない。


もっと言えば






彼等を童貞のまま逝かせてはならない。



だから僕は消火器を持つ父さんを止めた。



桃 「父さん!消火器は駄目だよ」


父 「何!?こんなにたくさんいるんだぞ!


よく考えてみろ。・・・殺すしかないだろう?」


桃 「でも消火器なんて使ったら


部屋がメチャクチャになるよ。ここは落ち着いてさ。


僕がカマキリを窓に誘導して、そっから外に出すよ」


父 「確かに・・・部屋は真っ白になってしまうな。


そうか、分った。とりあえず私は下に降りて


電話してくるから、母さんのこと頼むな」


桃 「うん、わかった」


わかってくれた・・・!


父さんが無意味な殺生をしないことに同意してくれた!


後は母さんをなだめて、


僕がカマキリを外に出せばオールグリーンである。


よし、まずは母さんだ。


僕は地べたに座り込んでいる母さんに近づく。


そう・・・


パニック真っ最中の母さんに。



こんなブログが2つの人気ランキングに討ち入り中。
投票方法は下に貼ってあるマークをクリックするだけです。
   
   ↓↓↓この2つです↓↓↓
にほんブログ村 その他ブログへ  
もし右のサイトで10位になれたら
『Only Holy Story』の続きを更新しますので、応援よろしくです。


1周年記念イベント←11月末に応募〆切ます。
裏サイトも見てみたい方は参加してみて下さいね。
【2006.10.17 Tuesday 14:02】 author : 桃忍者
| 路地裏のうさぎ | comments(9) | - |
路地裏のうさぎ (第5話)
父母の寝室の天井を走り回る、無数のカマキリ。


こんにちは、桃忍者です。


僕はこの状況にショックのあまり


座り込んでしまっている母さんをなだめようと話しかける。


桃 「母さん、大丈夫?」


母 「・・・」


桃 「とりあえず、居間に行ってなよ」


そう言いながら母さんに触れようとした時、






母 「キャー!!!近寄らないで!」



桃 「・・・」


おい母さん、





僕はカマキリじゃないぞ。



パニックになるのは分るけど、






人間と虫の区別ぐらいつけて下さい。



桃 「と、とにかく下におりてよ」


母 「うるさいわね!あんたそれ以外に言うことないの!?


だいたい・・・なんでこんなことになるのよ!


なんで寝室の天井に・・・






バッタが湧くのよ!!!



桃 「・・・」




あれカマキリですよ、母さん。



どう考えても、湧いたのはバッタじゃないです。


桃 「と、とりあえず落ち着いて。


この虫は僕が何とかするからさ・・・」


母 「何とか?何とかできるわけないじゃない!


だいたい・・・だいたいあんた分ってるの!?






これは全部あんたのせいなのよ!



ええ!?





僕のせい?



それはおかしいだろ。


桃 「え?なんで僕のせいになるの・・・」


母 「当たり前でしょ!あんたが部屋で






ゴキブリみたいなの飼うからよ!!!




桃 「・・・」



あれはカブトムシです。



さっきから間違え方が・・・






豪快すぎです。



桃 「ゴキブリじゃなくて、カブトムシだよ。


カブトムシは害虫じゃないし、そもそも似てないから」




母 「どっちも一緒よ!」




一緒みたいです。


母さん曰く



一緒みたいです。



これはもうパニックどころか、


ヒステリックまで起こしている母さん。


それでも僕は彼女をなだめて、一階に下ろすことに成功。


さて、残るはこのカマキリの子供たちだ。


彼等に罪はない。


だから命は助けてあげなきゃいけない。


そんな思いを胸に抱きながら


僕はカマキリ達の大脱出の補佐にとりかかろうとする。


その時・・・


ダンダンダン、


誰かが急いで階段を上ってくる。


ガチャッ!



父 「桃っ!そこから出なさい!」


桃 「え?あ、父さん。


てかまだ何も終わってないんですけど・・・」


男1 「あら〜・・・これはひどいですね!」


あれ?


なんか知らない男の人が父さんの後ろにいる。


しかも2人。


桃 「父さん・・・この人たち誰?」


父 「おいおい、見れば分るだろ。






害虫駆除の人達だ。



桃 「・・・」


僕があれだけ助けたいと主張したのに・・・





殺す気まんまんじゃないか。



しかも






彼等は殺しのプロじゃないか。



だが駆除などさせてたまるか。僕は震える声で主張する。


主張?


いや、思い出してみるとあれは主張ではなかったかもしれない。


僕は害虫駆除の職員2人に対して






「殺さないで」と土下座した。



つくづく変な子供である。


普通の子供はカマキリのために土下座しない気がする。


だが僕はした。虫のために絶大なる愛の土下座をかました。


つまり僕は






ムシゴロウ。



その情に打たれたのか、職員はカマキリを殺さず


外に逃がしてやる二度手間作業を手伝ってくれたのである。


なんて感動的なんだ。


そしてあの大発生から1年・・・


少し大きくなった僕が庭を眺めていると


大きなカマキリが一匹ひょこひょこ歩いている。


「あ!あれは・・・ひょっとしてあの時救ったカマキリの子供!?」


うれしくなった僕は彼に近寄り手を伸ばす。


すると



ズバッ!



桃 「・・・」




指を豪快に斬られる。



桃 「き、きさま・・・恩を仇でかえしたな!?」


カマ 「・・・」


だがカマキリは興味もなさ気に、早々と立ち去ろうとする。


桃 「あ、おい!待て・・・待ちやがれ!






待つんだ!光秀!」



その一部始終を見ていた母親が


僕の将来を本気で心配したのは言うまでもない。


<終>




こんなブログが2つの人気ランキングに討ち入り中。
投票方法は下に貼ってあるマークをクリックするだけです。
   
   ↓↓↓この2つです↓↓↓
にほんブログ村 その他ブログへ  
もし右のサイトで10位になれたら
『Only Holy Story』の続きを更新しますので、応援よろしくです。


1周年記念イベント←11月末に応募〆切ます。
裏サイトも見てみたい方は参加してみて下さいね。
【2006.10.19 Thursday 19:26】 author : 桃忍者
| 路地裏のうさぎ | comments(13) | - |
←1日1回クリック投票お願いします!