雨でも枯れ木に咲かそうティッシュの花 〜2005.09.28〜
 
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【2009.05.26 Tuesday 】 author : スポンサードリンク
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カルマの坂 (第1話)
前にも話したが僕はからまれやすいタイプの人間である。


こんにちは、桃忍者です。


中学の頃も相当な「からまれっぷり」をうならせていたが


それは高校の頃の比ではないだろう。


なぜならうちの高校の男子は


カツアゲの標的になりやすかったからだ。


10人中8人が女子という天国のような高校のためか


他の高校、特に男子高からはひどく敵視されていた。


幸い僕の友達が連戦連勝マッチョラスばかりだったので


皆で行動している時は、大腕を振って歩くことができたものだ。


だが問題は一人で行動する時である。


僕一人では、とても大腕ふって歩ける身分ではない。


いつも一人の時は肩をすくませ、歩幅は狭く背中を丸めて歩いていた。


しかしその仕草も奴等には気に障るらしく、よくからまれた。


せっかく目立たないよう気をつかって歩いているのに、


それでも豪快に「おい!てめえ!」と、からまれた時などは






「じゃあどーすりゃいいんだよ!」



と本気で叫びたい気分になったものだ。


それでも今まで生きてこられたのは、僕の特技が土下座だからだろう。


だが思えば・・・僕はなんと情けない人間なのだろうか。


他人に誇れる記憶なんて1つもなく、今だってシコシコ三昧。


1つくらい、そう1つくらい英雄伝みたいなのはないのか?


僕は皆さんに見直してもらうために記憶の棚を荒らす。


あー・・・何か出てきたよ。


でもこれは英雄伝でもなんでもないな・・・。


けどまぁせっかく思い出したんだ・・・今日はこの話でもしよう。







「岩本町でからまれた話





岩本町とは秋葉原に近く、


同じように大手電気店が立ち並ぶ町である。


その日、まだ高校生だった僕はMDを買うためにこの町に降り立った。


いろんな店を見ながらとぼとぼと歩いていた時、それはきた。


後方から感じる・・・






いわれもない殺気。




長年の経験からだろうか?僕はこう思った。






「出たよ」




間違いなくこれから因縁をつけられると感じたんだ。



不思議と僕には、そういう殺気を感じ取る力が備わっている。


この危機をなんとか回避しようと、さりげなく早歩きになる僕。


すると後ろにいるであろう奴も早歩きになっている感じがする。


「うん、これはやばいね」


足音から察するに敵は複数。


敵を見なくても僕には勝てる自信がない。


かと言って、走って逃げきれるほどの足があるわけでない。


今すぐカモシカをダウンロードしたいが、


あいにく今いるこの世界はそこまで進歩してはいない。


こうなってくると僕の選択肢は限られてくる。


「どこかに逃げ込まなければ・・・」


だが残念なことに、近くに幼稚園はない。


昔そこに逃げ込んで生還した記憶があるが、今は無理だ。


そんなわけで、今回の僕は






大手電気店に逃げ込んだ。




店に入ったと同時、真っ先に階段をのぼり上へ上へと駆け上がる。


すると後ろから毎度お馴染みの台詞が聞こえてきた。


男 「おい、てめぇちょっと待てよ!」


桃 「アムロ・・・やはり追ってきたか・・・」


声の感じからして、敵は少し離れている?


僕は立ち止まり、階段から下の敵を確認することにした。


ほどなくして敵が姿を現す。


桃 「・・・・おや!?」


一瞬にして僕の置かれている状況は変わった。


なんと階段を上がってくる敵が、見る限り






札付きのモヤシッ子。




眼鏡をかけていて、背も小さく、体つきも細い。


まるでドラえもんに出てくるスネオじゃないか。


桃 「くくく・・・馬鹿め、この勝負もらったぁ!!!」


いくら僕が弱いとはいえ、スネオ風情に負けるレベルではない。


加えて敵は一人。貴様なんぞに俺は負けん!


それなりの死線を乗り越えてきた拙者の実力みせてくれるわ!


そう思い、僕はふてぶてしい態度で階段を下り始める。


スネオ 「おい、てめぇ。何にげてんだよ」


桃 「ああ?なんだおまえ。俺に喧嘩うって・・・?」


突如として僕は言葉につまった。


僕の視線の端がある者を捉えたからだ。


階段を上がってくるスネオの後に

























「残り全てがジャイアンだと!?やるなブライト!」


僕は降りようとしている足を止め、


真っ先に階段をまた駆け上がるのだった。




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続きは次回。
【2007.12.19 Wednesday 01:46】 author : 桃忍者
| カルマの坂 | comments(6) | - |
カルマの坂 (第2話)
勝てると思った戦いは・・・



実はとんだ勘違いだった。


こんにちは、桃忍者です。


スネオ1人なら、こんな僕でも勝てたかもしれない。


だが残念なことに



スネオの後ろにジャイアン2人。




勝てるどころか、生きて帰れるかもあやしい。


逃げるんだ!僕は逃げるべきなんだ!


そう思った僕は急いで階段を駆け上がる。


そして、息をきらせながら6階まで上がった僕の目に


『パソコン教室』と書かれたドアがとびこんできた。


桃 「し、しめた!」


僕は迷うことなくそのドアを開けた。


ガチャッ!・・・


店員 「こんにちは。受講を希望の方ですか?」


桃 「ハーハー・・・」


店員 「あの、お客様?」


桃 「あ?・・・あ、ええまぁ」


店員 「え〜ご説明させて頂きますと、


当教室は6つのコースにわかれていまして・・・」


桃 「あーちょっと、そんなことより非常口ってあります?」


店員 「は?」


事情を説明すると店員は笑って非常口を教えてくれた。


でも店員さん、






笑い事じゃないんだよ。




しかし非常口を教えてくれたので、彼は良い人だ。


僕はお礼を言い出て行こうとする。


すると


店員 「お客様!すぐ出ると外ででくわす可能性がありますよ」


桃 「あっ!そっか・・・どうしよう」


店員 「どうでしょう?この際、受講していくというのは?」


桃 「ええ!?僕が授業に出るんですか!?」


店員 「はい、そうすれば時間も経ちますし


外も少しは安全になると思いますよ」


桃 「・・・」


おい、






おまえ営業成績いいだろ。




だいたい僕はカツアゲから逃げてここに来たんだぞ!?


それなのに、こんな所で受講料なんて払ったら






カツアゲされたのと一緒じゃないか。




しかしだ・・・彼の言うことも一理ある。


僕はしぶしぶ納得。


彼の勧めで初級者コースを受けることにする。


店員いわく僕はラッキーだったようで


この初心者コースは昨日から開校したそうだ。


「ふーん」とたいした興味もない感じで、教室に入ってみた。


だが、そこにあったのは






おじーちゃんおばーちゃんの群れ。




パソコン初心者どころか人生の上級者じゃないか。


身振り手振りから察するに、明らかにパソコンとは初対面。


一体僕はここで何を教わるのだ?


文句の1つも言いたかったが、僕は黙って席につく。


ほどなくして先生がやってきた。


体の良い挨拶をして、いざ授業が始まる。


先生 「それでは皆さん、昨日の授業では






これがマウスということまで教えましたね」



桃 「・・・」


おい、






マウスまでとはどういうことだ。




名称か!?名前だけしか教えてないってことか!?


「マウスまで」というより「マウスだけ」じゃないか。


馬鹿な!おじーちゃん相手にだって、そんな授業の進め方があるか。


一回の授業でマウスまでなんて、ほぼ詐欺じゃないか。


だがそんな僕の思いは届かず、先生はこう続けた。


先生 「それでは皆さん今日はここから始めましょうか」


桃 「・・・」


先生 「このマウスを右手に持ち、


人差し指で左のボタンを押してみて下さい」


カチッ、


先生 「これをクリックと言います!」


桃 「・・・」






いや、どうなんだろうか、この授業は。




先生 「はい、皆さんお上手ですねー。


それでは応用編。今度は人差し指ですばやく二回!


クリックして下さい。いいですか?素早くですよ」


カチッカチッ!


先生 「はーい、これがダブルクリックです」


桃 「・・・」


僕は今にも「これは詐欺だ!」と叫びそうになった。


だが、周りを見渡してみると・・・












どうやら楽しくないのは僕1人だけのようだ。


それはおじーちゃん達が


上手にダブルクリックをできるようになった日。


そして僕が


スネオ達が教室に来るんじゃないかと指が震え、


上手にダブルクリックができなかった日。




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【2008.01.03 Thursday 00:49】 author : 桃忍者
| カルマの坂 | comments(5) | - |
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