雨でも枯れ木に咲かそうティッシュの花 〜2005.09.28〜
 
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【2009.05.26 Tuesday 】 author : スポンサードリンク
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招かざる客(第1話)
桃 「いらっしゃいませー」


こんにちは、桃忍者です。


高校生の頃、僕はセブンイレブンでバイトをしていた。


警備員と比べると、それは何とも楽なバイトである。


まず空調設備が整っている。


ある時は炎天下の下、


またある時は凍てつく寒さの下、


そんな所に立たされる警備より、ずっと楽な仕事だ。


そして何よりもセブンには、


かわいいバイト仲間がいる。


土臭い男達だけの警備より、ずっとマトモな仕事だ。


更に・・・更に!セブンの店長は





ハゲだった。



いや、それは利点ではないか。


しかし一言にハゲとはいっても、普通のハゲではない。





店長はスキンヘッドであった。



どっからどう見ても





チンピラである。



どう考えても客商売には向いていない気がする。


そんな気がするのだが、実際は向いていた。


向いていたし、噂では剥けてもいた。


では、客商売にどう向いていたかというと、


「いらっしゃいませ!」の声が人一倍大きい。


たまに暴走すると


「らっしゃい!」と言っていたくらいだ。





あれでは八百屋だ。



そんな八百屋も真っ青の声を張り上げるからだろうか?


それとも容姿が鉄砲玉みたいだったからだろうか?


店長が「いらっしゃいませ!」と言うと





店に来た子供がよく泣きだした。



ちなみにそんな時、僕はどうしていたかというと


笑いを堪えて、もだえていた。


だからというわけではないのだが、


このセブンイレブンで一番の問題児は僕であった。


暇さえあれば「おでん」をイジくっていたし


髪も長くカチューシャをしてバイトに出ていた。


現代風にいうなら


「キモす」である。


だが、そんな現代風な言い方は好まない。


だからもう一度言い直すことにする。





僕は気持ちの悪い人であった。



自慢にならないのだが、


そんな僕には人一倍クレームがついた。


例えば


「ちょっと!うちに帰ってみたらプリンが倒れてるじゃない!


おたくの店の長髪、どーかしてるんじゃないの!?」



お客様、お言葉を返すようですが・・・






それはおまえの持ち帰り方が悪いんだ。



「ちょっと!おたくの店の長髪に釣銭なげつけられたわよ!」


お客様、お言葉を返すようですが・・・





老いで手元が危ういのを僕のせいにすんな。



「ちょっと!おでんが煮くずれしてるじゃない!」


お客様、お言葉を返すようですが・・・





「ちくわぶ」は煮くずれするんだよ。



こんな感じで、言い出したら斬りがない。


ちなみにクレームはだいたい電話でくるので、


いつも店長が謝っていた。僕はのほほんとしてた。


そんなのほほんバイトをしていた、ある日のこと。


あの出来事は起こる。


ウィーンと自動ドアが開き、御客様が入ってきた。


「いらっしゃいませー」と言いながらドアの方を見ると





チンピラが1人。



一瞬、僕は叫びそうになった。





「店長っ!店長にお客さんですよ!」と。



だって、あれはどう考えても






店長の元同僚だ。



しかし店長は今、管理室にいる。


僕がサバくしかない・・・あのチンピラを。


気がつくと、僕は自分を落ち着けるため、


湯気がたっている「おでん」をイジくっていた。


そして、僕の五体は「抗争の嵐」へと巻き込まれていく・・・。



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この話の続きを更新させて頂きます。
【2006.05.17 Wednesday 05:16】 author : 桃忍者
| 招かざる客 | comments(10) | - |
招かざる客(第2話)
最初にまだ第1話を御覧になってない方は


招かざる客(第1話)


↑こちらをクリックして御覧になってから、続き読んで下さい。


それでは10位ランクイン感謝催し『招かざる客』第2話へと・・・





僕がバイトしていたコンビニに突然現れたチンピラ。


こんにちは、桃忍者です。


「おでん」をおもむろにイジくりながら僕は思っていた。


「できれば帰ってくれ」と。


いや、「今すぐ帰れ」と。


だが仮にもあのチンピラは御客様である。


御客様に対してそんな無礼なことは言えない。


気がつくと僕はポケットから携帯電話を取り出していた。


そしてチンピラに見えないようにメールをうちはじめる。


誰に?


もちろんスキンヘッド店長にである。


まるでこの痛烈な願いを込めるように


僕は携帯で店長にこんなメールをうったんだ。




「店長見えてます?ヤバイ客が来てます。店長ヘルプ」


確かに僕は問題児だったのだが、実は店長とは仲が良かった。


ある時は、管理室にいる店長に


「店長、『ちくわぶ』きれたから持ってきて下さい」


またある時は、


「店長!大変です。暇です」


そしてまたある時は、


「店長!腹減ったので『肉まん』食べていいですか?」


そんな下らないメールをうったものである。


しかし、今日のメールは下らないものではない。





心の底から沸き上がるSOSだ。



店内をうろつくチンピラを目で追いながら


僕は管理室から店長が出てくるのを、ひたすら待つ。


きっと店長は助けてくれる。


管理室のモニターでチンピラを確認できているはずだから


もう次の瞬間にも助けに来てくれる。僕はそう信じていた。


しかしそれは単なる願いであり現実ではない。


チンピラは店内をうろうろしている。


桃忍者はレジでおろおろしている。


店長は管理室で油を売っている。



これが現実だ。



そして悲しいことに、こういう時に限って御客さんが1人も入ってこない。


要するにこのチンピラとマンツーマン状態である。


桃 「・・・」


遠くから・・・遠くから観衆の声が聞こえてくる気がする。











分っている。確かに今はディフェンスに徹するべきだ。


オフェンスなんてしてみろ。





体に風穴があいてしまう。



風穴といえば、僕は取り乱すあまり


イジりすぎて「ちくわぶ」に風穴をあけてしまった。


風穴というか、ぐちゃぐちゃである。


「後で店長に謝らないと・・・」


そんなことを思っていた時だった。





チ 「んだよ、微糖ブレンドねぇーのかよ!」



突然チンピラが叫び声を上げた。


しかもどうやら微糖ブレンドがないことに御立腹のよう。


それは決して僕のミスではない。


でもチンピラは僕にその怒りの矛先を向ける可能性がある。


そして何よりも





何か変だ、あの人。



だって普通の善良な市民は「微糖ブレンドねぇーのかよ!」


そんなことをコンビニで叫んだりしないはずだ。


店長・・・店長っ!


早く来て!モニターで見てるんでしょ!?


てか、あんた何してんだよ!早くでてこいよ!


すると


ブルルルル・・・


携帯が震えだす。


僕はそっと携帯を取り出し、チラッとメールを見てみる。


どうやらさっき店長に送ったメールの返信のようだ。


そこにはこう書かれていた。






「桃君、何とかのりきってくれ」



桃 「・・・」


おい、店長












あんなの何とかできるかよ!


微糖ブレンドの相手なんて無理だよ!


何とかする仮定で僕が撃たれたらどーするつもりなんだ?


まさかあれか?



「輸血が足りないんです!」


レインボーブリッジで元気にそう言うつもりか?


・・・冗談じゃない。どうして現場に血が流れるんだ!


答えてくれ室井さん!


だが心の中でそう叫んでも、あのスキンヘッド管理官は現れない。


チッ、あの根性なしめ・・・





後で頭をひっぱたいてやる。



とにかくもう僕1人で戦うしかない。


そう心に決めた矢先にチンピラが缶コーヒーを手に取ったのが見えた。


そしてレジへと・・・こちらへと向かってくる。











分かっている。落ち着いて相手の動きをよむのだ。


コンッ、


僕の前にチンピラが来て、缶コーヒーを置く。


桃 「・・・」






エメラルドマウンテン。



どうやらこのチンピラさんは




微糖ブレンドがないとエメラルドマウンテンを選ぶらしい。



でも






だからどーした。



そんなことが分ったから何なんだ。現状は何も変わらないじゃないか。


今はそんなこと考えてる場合じゃない!


今はとにかくこのマウンテン級のチンピラをさばくんだ。



ピッ、


僕は必死に普段どおりを装いバーコードを読み取る。



桃 「120円になります」


チ 「おい、にーちゃんよ」


桃 「え!?は、はい」


チ 「おめーも大変だよなぁ」


桃 「・・・」


ねぇ・・・ねぇみんな聞いてよ!






このチンピラ、話かけてきたよ。



どう考えてもまずい。まずい流れだぞ、これは。


接触してくるとは予想外の出来事である。


正直、逃げたい。でも・・・それはしてはいけない。


ここで逃げたりなんかしたら後ろから撃たれそうだ。


だ、だから










そ、そうだ。ここは軽くかわすのが得策だ!


僕は恐る恐る口を開く。



桃 「・・・た、大変といえば大変です」


チ 「ふーん。じゃあ聞くけど、何が大変なんだ?こらぁ」


桃 「・・・」





やっぱり逃げ出してもいいですか?



この人、話かけるどころか絡んできたよ!


ええ?なんで?なんか答えおかしかったか?


だいたいあんたが「大変だよな」って言ったんじゃないか。


だから「大変です」って言ったんだ。


別に実際はそんなに大変じゃないんだよ!



桃 「なんとなく大変というか何というか・・・」


チ 「俺が言ったのはそういう意味じゃねーんだよ。


最近よ、変な事件が増えてるだろ?」


桃 「ええ・・・」





だから何だよ。



変な事件なんて関係ないじゃないか。


僕から言えば





あんた自身が変な事件だよ。



桃 「へ、変な事件ですか・・・」


チ 「例えばよう〜・・・


こういうコンビニに売ってる物に毒物を混ぜるような事件だ」


桃 「ああ!はい。そういえば最近ありましたね」


チ 「だからコンビニで働くおまえが大変だっつったんだ」


桃 「あー、なるほど」


チ 「つかこのコーヒーに毒が入ってたりしてな!ははははは!」


桃 「・・・なはは」


チ 「おい、おまえ





これは笑い事じゃねーんだよ。



桃 「・・・」




会話の流れおかしくないですか?



なんで怒ってんの?


だって自分でボケたんじゃん。僕に笑えって空気だしたじゃん。


だから無理して笑ったのに。てかさ、早く金払って帰ってよ!


でもだからこそ・・・あえて謝る。



桃 「すいません」


チ 「はっ、まぁいいや。けどよ、もしこれに毒でも入ってたら


おまえんとこに文句言いにくっから、それだけ覚えておけよ」


桃 「・・・は、はい」



そうは言っても、チンピラさんさ。


もしもこのコーヒに毒が混入していたら











僕ケンシロウ。




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この御話はこれで終りみたいに思えますが、まだ続きます。
ではでは、よろしければ今日も↑投票よろしく御願いしますね。
【2006.06.25 Sunday 18:51】 author : 桃忍者
| 招かざる客 | comments(21) | - |
招かざる客(第3話)
桃 「ありがとうございましたー」


こんにちは、桃忍者です。


やった・・・やったぞ!僕は死線を乗り斬った。


不条理に絡まれはしたが、僕は今生きている。


チンピラを見送り、その実感が湧くと


今度は僕の体にどっと「疲れ」がやってくる。


あの緊張感。きっと精神的に疲労したのだろう。


少し休憩をとりたい、そう思った。


だが





チンピラが帰った途端に客が大勢やってきた。



桃 「・・・」


こ、こいつら





絶対に外で待ってただろ。



チンピラが帰ったのを見計らって入ってきてるだろ!?


おかしいよ!何でこんなにたくさん来るんだよ!休ませておくれよ。


すると・・・





店長 「いらっしゃいませーい!」



管理室のドアが開き店長が元気に参上した。


確かに人がたくさん来て僕1人ではサバける量じゃない。


だからこそ店長はやってきたのだろう。


たださ






あんたさっき隠れてたじゃないか。



何が「いらっしゃいませーい!」だよ!


だからそれじゃ八百屋だよ。いや、そんなことより


僕の前でよくもそんなに元気に言えたものだな?店長よ。


しかし、とりあえずその恨みは腹の底に溜めておこう。


今はまずこの大量の御客をサバくことが先決である。


店長と僕はそれぞれ散り、二台のレジで客をサバく。


最初に僕のレジに来たのは





風呂上りみたいな格好をしたカップル。



桃 「・・・」


駄目だ、もう既に斬れる寸前だ。


具体的に言うと


ちょっと「いい匂い」がするのがムカつく。


でも、ちゃっかり嗅いでる自分もムカつく。


そして何より、



ちゃっかり出てきた店長がムカつく。



もうムカつくのオンパレード。それでも僕は言う。



桃 「いらっしゃいませ」


男1 「でさ、結局金ないから歩いて帰ったんだってよ」


女1 「それマジ〜?うけるんですけど〜」


男1 「だろ?マジうけるって」


桃 「・・・」


おいカップル、





全然うけないんですけど。


会話の最後しか聞いてないが断言してもいい。






その話は絶対におもしろくない。



だがそんな思いを胸にバーコードを読み取る僕など知らず


このカップルは下らなくつまらなそうな話に花を咲かせる。



女1 「それでーそれでーその人それからどうなったの〜?」


男1 「なんか先輩の先輩の友達が


後で迎えにいったらしいんだよ、マジこれうけね?」


女1 「あはは!ウケる〜」


桃 「・・・」


おい、そこの男・・・






先輩の先輩の友達って赤の他人だろ。



あたかも自分の知り合いみたいな話し方するんじゃないよ!


なんだおまえ、もしかするとアレか?






人類みな友達なのか?



どうして僕がこんなに怒っているのか?


チンピラに遭遇して誰も助けてくれなかった。


確かにそれも理由の1つではある。


だが、そのこと以上に


このカップルが買う物が僕の逆鱗に触れた。


なんと僕の前に出されたのは





コンドームと生理用品。



桃 「・・・」





ミスマッチじゃないか。



おいおい、若人よ。あの日にセッ○スするのは


体にも良くないと保健体育で教わらなかったのかい?


どうなーってんだよ日本列島!調子どうよ日本列島!


・・・でも思い返してみると





僕にもそれがアリな年頃があった。



なら想像してみよう。何を?決まっているでしょう。



彼等の今夜を想像だ。



まずはコンドーム。

  ↓

今夜はセッ○ス。



生理用品

 ↓

あの日、もしくはあの日間近。



ふむ、つまりこのカップルは


生理にも関わらず、セッ○スする。


もしくは


もうすぐ生理が来るであろう時に、セッ○スする。


このどちらかということになる。


しかし、僕から見れば





どちらにせよ今夜2人はセッ○スじゃないか。



そしてどちらにせよ今夜





僕はオ○ニーじゃないか。



ふざけんな・・・。だから言ってやった。





桃 「ありがとうございましたー」





僕はプロだ。



ここまで踏みつけられてもサービス精神を怠らない。




できません。






並みの男じゃできません。



加えて、実際彼等は何も悪いことはしてないのです。


僕だってチンピラがコンビニにいたら入るのをためらいます。


だからこの大量の御客様に罵声を言うべきではない。


そうさ・・・




僕が罵声を浴びせるべきは店長だ。



あのハゲ・・・この客さばいた後にケチョンケチョンにしてくれる。


それから1時間ほどして今日のバイトは無事に終了。


大量の客をサバき終り、さっき店長は管理室にもどっていった。


その店長を追いかけるべく、僕はOさんと交代し管理室に行く。


絶対に文句言ってやるぞ。


ガチャッ


モニターの前に座っている店長。そして僕を見るなりこう言った。



店長 「いや〜桃君おつかれさま!」


桃 「・・・」


店長 「も、もしかして怒ってる?桃君」


桃 「店長、そりゃそうでしょ」


店長 「そう怒らないでくれよ。出ようとも思ったんだよ?


でも何だか出るに出れない状況だったからさ・・・」


桃 「・・・」


それは嘘だ。



出るに出れない状況じゃなくて

ただ単にあんたが出たくなかっただけだ。



桃 「とにかく僕はガッカリしましたよ」


店長 「え・・・そんなこと言わないでくれよ・・・」


桃 「あれはないっす。店長なら出てくるべきだったんですよ?」


店長 「・・・」


僕は非常に落ち着いた口調で店長を罵倒する。


そして責められた店長はどんどん小さくなっていく。


なんだかそれが少し可哀想なので僕はそれ以上責めるのをやめた。


桃 「・・・けどまぁいいっす。過ぎたことですし無事ですし」


店長 「ほ、ほんと!?」


桃 「ええ。じゃあ僕帰りますね」


店長 「あ、ちょっと桃君。これ持って帰ってよ!」


桃 「え?なんすか?」


手渡された物はビニール袋。中に何か入ってる。


店長 「今日はがんばってくれたからさ」


桃 「これ・・・パンすか?」


店長 「そう、大人気の『焼き立て直送便』だよ!」


桃 「ああ、今売れてる奴ですね。いいんですか?こんなにもらって」


店長 「いいよ!いいよ!持っていって!」


桃 「へぇ・・・罪滅ぼしってことですか?」


店長 「う、うん。まあそ、そうだよ」


桃 「・・・」



おい、なんか挙動不審だぞ?店長。



怪しいと思った僕は中に入ってるパンを確かめてみる。


店長 「も、桃君!それは帰ってからゆっくり食べなよ!」


桃 「いや、ちょっと確かめたいことが」


店長 「・・・」


桃 「・・・」





やっぱりこのパン、賞味期限がきれてる。



要するにこのパンは






『焼き立てじゃない直送便』



桃 「て、店長。僕はもう涙すら出てきそうですよ。


なんていうか・・・あんた、あんたって人は本当に










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残すは後書き。もちろん後書きも気合十分で御贈りします。
あともう少しで10位に返り咲けるので↑投票よろしくです。
【2006.06.27 Tuesday 10:30】 author : 桃忍者
| 招かざる客 | comments(13) | - |
招かざる客 (後書き)
先日伝えた『招かざる客』は僕が被害を受けた桃語だ。


こんにちは、桃忍者です。


要約するとコンビニにチンピラが来て


何も悪いことをしてない僕が絡まれたという一種の修羅場。


この場を借りて僕は神様に一言いっておきたい。







「いいかげんにしてくれ」



だがそんな不平を言っても神様は聞く耳を持たないだろう。


だってもしそんな慈悲深い神様だったのなら





僕はとっくに幸せを鷲づかみにしている。



毎日チ○コを鷲づかみする生活なんて送ってないはずなんだ。


このことから想像するに、神様とは出鱈目で適当な輩である。


まぁ同じナメック星人なのにひどい人。


そこで僕から神様にこんな提案をさせてもらいたい。


僕に修羅場が降り注ぐのはこの際よしとします。


その代わりさ・・・


ピシャーン!


その願いを虚空に叫ぼうとした時だった。


雷鳴が轟き、昼にも関わらず空一面が暗くなる。



ギュオーン!



桃 「・・・はっ!?あ、あれは・・・!」












桃 「シェ、シェンロン!願いを叶えてくれるのかい!?


そうだな・・・ぼ、僕の願い。そう、それは・・・



















そう言ったシェンロンは本当にその願いを叶えてくれた。



今年3月に僕は中国の派出所に行った時のことである。


いや、派出所といっても何か犯罪行為をしたわけではない。


「いよいよ捕まったか・・・」


そんな悲しい想像はしないで欲しい。


僕はただ「臨時住宿登記表」という書類を、


派出所に取りにいっただけなのである。


その日、僕は大家さんと話をしながら列に並んでいた。


すると突然30才くらいの女性が、


僕とその前の人を押しのけ、強引に割り込みをしてきた。


もちろん、誰もがそれを見て思った。


「おい、割り込みするんじゃない!」と。


そして誰かが、それを言おうとしたはずなのだ。


しかし、次にその女性が発した言葉を聞いて


僕等は彼女を注意すべきではないと悟る。


彼女は大きな声で職員にこう言った。





女 「この男と離婚するから、手続きして!」



桃 「・・・」


よく見てみると、彼女の後ろには男が1人立っている。


つまり彼女の旦那というわけだ。


もう注意どころの話じゃない。



これは間違いなく修羅場だ。



それにしても離婚するのに、どうして派出所なのだろうか。


すると彼女は職員に身分証のような物を渡した。


そして子供がどうとかこうとか言っている。


大家さんに小声で聞くと


あの身分証には家族全員の名が載っているという。


つまり保険証のようなものなのだろうか。


離婚するにあたり、きっとそれを書き換えたりするのだろう。


その妻の後ろにいる夫は不機嫌な様子だが、


ほんの数分で無事に手続きは終わったようだった。


しかし職員が妻に身分証を渡そうとした時、


それは起こる。





ガシッ!



突然、夫がその身分証を奪い逃げようとしたのだ。


しかしそれに妻は瞬時に反応し、夫に掴みかかる。


もうそれからはひどい修羅場だ。


逃げようとする夫の腕を妻が掴む。


それだけには留まらず、






妻は夫の腰にタックルした。



だが夫も負けまいと、妻の腰を掴んで堪える。


要するに2人は今・・・











夫 「ぐぐぐ・・・」


妻 「ふぅ・・ふぅ・・・ふぅ」


2人とも異常に息が荒い。


そんな状態の2人を見て、


慌てて派出所の職員、つまり警官が2人を諭す。


職員 「2人とも、おちついて話し合って下さい!」


なんともマヌケである。


おい、職員。おまえこそ落ち着いて、よく現状を見てみろ。





この2人は「がぶりよつ」なんだ。




今更彼等が話合い、どうにかなるような状態には思えない。


だが職員も必死になって2人を諭す。


職員 「そんなことしないで、2人ともよく話しあわなきゃ!」


するとここにきて、妻が反応をみせる。


妻 「こんな男と・・・何を話合うっていうのよ!


この男は・・・この男は・・・






外に女がいるのよ!



夫 「・・・」


桃 「・・・」





まるで昼ドラじゃないか。



職員 「たとえそうでも、そんな乱暴なことしたら駄目ですよ!」


妻 「乱暴?この男は家でアタシを殴り続けたわ!


それに比べれば、こんなの何でもないわよ!」


夫 「馬鹿いうな!誰も殴ってないじゃないか!」


桃 「・・・」


どろどろである。


昼ドラも顔負けのどろどろっぷり。


ここまでくるともう



昼ドラというより昼ドロだ。



そして次の瞬間、えらいことが起きる。


妻が奇声を上げながら











ドバーン!



すごい勢いで夫はドアに激突。



夫 「痛えじゃねえか!このやろう!」


妻 「ふんっ!それくらいやられて当然よ!」


夫 「おまえ・・・いいかげんにしろよ!


これ以上、何かするなら俺にも考えがあるぞ」


妻 「何よ!言ってみなさいよ!」


すると夫は携帯電話をポケットから出し、


それを拳銃のように妻へと向けた。


そして一言、


夫 「いいか、これ以上俺に何かしたら・・・



110番を押して通報するぞ!



桃 「・・・」


おい、夫よ。





110番はここだ。



もしも今あなたが110番にかけたら





そこの机の電話が鳴るはずです。



しかし2人はそんな事実など、どーでもいい様子だ。


夫は携帯を妻に向けながら立ち上がり、


ドアから外に出ようとした・・・が



そこでまた妻が夫にタックル。




本日2度目の妻タックル。



よって必然的に2人は・・・











桃 「・・・」



シェンロン、ごちそう様でした。




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滅茶苦茶な後書きでしたが、御疲れ様でした!
【2006.06.28 Wednesday 03:42】 author : 桃忍者
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