雨でも枯れ木に咲かそうティッシュの花 〜2005.09.28〜
 
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【2009.05.26 Tuesday 】 author : スポンサードリンク
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黄金のカルテット
夏はす〜ぎ〜風あざ・・・ふんふんふん


こんにちは、桃忍者です。


イキナリですが皆さん誰しも遥か遠き幼少期に、


決して人には言えないことを一つはしたはずである。


それは若さ故なのか子供の持つ好奇心の暴走なのか、


その辺ところは人それぞれであろう。


これから書くは幼少時代から、


人とは違う方向に突っ走っていた桃忍者の物語である。




五月のある日のことだった。


だが物語を書くときには、


決してこんなふうにはじめてはいけない。


おそらく、これほどまずい書き出しはないだろうからだ。


想像力に乏しく、平凡で、無味乾燥で、


ただ意味のない言葉を並べただけのものになるおそれがある。


だが、この場合は許されるべきであろう。


本来この話の書き出しとなるべき次の一句を、


前ぶれもなく読者の前にいきなりつきつけるのは、


あまりに乱暴かつ非常識すぎるからだ。






小学四年生の僕はAVコーナーの前に立っていた




これを説明するために、


アニメコーナーをふらふらしていたら偶然迷いこんでしまっただとか、


ビデオ屋の最後部にテレビゲーム機が置いてあるからだとか、


どう想像されようとも一向にさしつかえない。


ところがこの場合には、


そのような想像は、みなはずれているのだ。


だからともかく物語りをすすめさせていただくことにしよう。


小学四年生の僕はAVコーナーの前に立っていた。


もちろん偶然このコーナーに迷いこんだわけではない。


自らの意志で僕はここに来たのである。


小学四年生の僕はこの世に


AVというものが存在すると知ったその日から


「どうしてもAVとやらを見てみたい」という


抑えられない衝動にかられてしまった。


故に今ここに立ち、このビデオ屋のドアをかろやかに開け中に入る。


そして迷うこともなく目指すべき


AVコーナーという代物がある場所に辿り着いた。


目の前に広がる見たこともない広大な世界、



まるで楽園だ。



僕は一つ一つ確かめるように


並んでいるAVにゆっくり目を通していく。


だがそんな僕にはAVコーナーに


足を踏み入れた時から気になっていることがある。


それは背後左右からの強い視線だ。


「ぬぅ・・・見られているな。しかもかなりの数だ」


しかしその視線は


僕に対する敵意といった部類のものではない。


どちらかというと期待や賞賛、


そして驚嘆といったものに近い感じだ。


そう、その視線とは


本来、同士と呼ぶべきAVを借りにきた男達の視線である。


会社帰りのサラリーマンから彼女がいない大学生、


「その年じゃもう出ないだろ」ってくらいの、


いい年をしたおっさんまでメンツはもろもろだ。


彼等は通いなれたいつもどおりのAVコーナーに、


いつもどおりではない人間がいることに、ひどく興奮している。


明らかに異端なる者・・・彼等はそう感じたのだろう。


そりゃそうだ。彼等の幼少期は機動戦士ガンダムやら


ガッチャマンで盛り上がっていた。


だがここにいる小学生はガンダムなどには目もくれない。


小学生にして自分達と同じく





AVで一つ盛り上がろうとしているのだ。





ガンダム的にいうなら










そんなオールドタイプの彼等が俺を見て思うことは、ただ一つ。


「この小学生はいったいどのAVを借りるのだろう・・・」 である。


僕は彼等の熱い視線を感じながら、 並んでいるビデオに目を通し、


ようやく一つのビデオに手をのばした。


そのビデオのタイトルとは・・・





「激写!街○パンチラ白書」




今思えば、とても良いラインだったと自負している。


もしも小学四年生にして




「ザー○ン天国」とか「どすこいシ○ターズ」なんて


【キワモノ】に手ををだしたなら


きっと「あっちの世界」から帰って来れていなかっただろう。


さて、僕は「パンチラ白書」の確実な重みと


手応えを感じながらカウンターに向かうことにする。




が、




ここで問題発生、僕の中の警報機が鳴り響く。


なんとカウンターにいる店員は女性ではないか・・・。


この辺がやはり小学四年生、


恥じらいというものを感じるのである。


「まずいな・・・ちょっと借りづらい状況だ」


しかし新のニュータイプは、こんなことぐらいでは怯まない。


たかだか女の店員に・・・











僕は恥ずかしさを蹴り飛ばしカウンターへ足を進める。


桃 「あの〜すいません、これお願いします」


女性店員 「はい、ん・・・?


・・・・・・・あの、すいません・・・





このビデオは18歳未満には貸し出しできませんよ。
  




桃 「え?・・・・」 





やりやがったなジパーング!!!




そんな法律があるなんて小学四年生の僕は知らないよ!


どーすんだ!?


いや、あせるな!僕!


そんな言葉が頭の中をぐるぐる回る僕に


その女性店員が追い討ちをかけてきた。


女性店員 「あのですね、こういったビデオは
       

もっと大人になってから見るもの・・・」











いや、むしろ大人になるために見るんだろーが!



けれど↑こんな台詞を言うわけにはいかず言葉につまる僕。


滝のように汗はでるわ、後ろの客にはくすくす笑われてるわ、


とにかくこの拷問のような状態を、 なんとかして抜け出したかった。


そして僕は起死回生の言葉を放つ。











父さん・・・ごめんよ。



「無抵抗の父さんをパンチラマニアにしてごめんよ」



それは父の偉大さを知った、


小学四年生の五月のある日のことである。
【2005.10.24 Monday 08:22】 author : 桃忍者
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